ぷぷそふぃーはてんかん女

ぷぷそふぃーはてんかん女

てんかん発作や日常生活などから、気のむくままに

てんかん 大人の目、子どもの目

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こんにちは。ぷぷそふぃーです。

幼い頃、私は周囲になじめない子どもでした。

もともとの引っ込み思案な性格からだったと思います。

周りの人の目がとても気になりました。

そんな私が、てんかんを発症しました。

服薬治療を始めるも、発作は数ヶ月に一度くらい襲いました。

親には、てんかんのことを人に言わないよう教えられました。

発作の時の記憶がない私には、自分にどんなことが起きているのか今ひとつ分からず、社会の厳しさもまだ何も知りません。

母親が私のことを心配して、そう言ったのは理解していました。

でも、何を心配しているのか、わからなかったのでした。

てんかんは悪いことなのか?

恥ずかしいものなのか?

ばれたら嫌われ者になるのか?

何も分かりません。

自分は知られてはいけないものを持っていて、隠さなければいけないんだ、それだけしか分かりませんでした。

大人の目

子どもの頃、1番近くにいる大人は学校の先生です。

私は周囲になじめない上、てんかんという病気を持つ子ども。

彼らの目は、当時の私には読み取りきれない複雑な目でした。

可哀想だと思ってるのか?

厄介者だと思ってるのか?

蔑んでいるのか?

くだらない正義感でわたしにかまって自己満足したいのか?

お前たちなんか信じない。

厄介なことに成長するごとに知能が増して、より卑屈になっていきます。

どんなに心からの善意で手を差し伸べられても、もう甘えることができませんでした。

子どもの目

初めて新しい友人ができました。

あるとき、てんかんがあることを彼女に告白しました。

彼女のことを信頼していたから伝えたのですが、それでも嫌われたらと思うととても怖かったです。

ところが、彼女の反応は私にとってあまりにも予想外でした。

てんかんってなに?」

彼女はてんかんを全く知りませんでした。

説明しても、「ふーん…」と分かったような分からないような反応です。

むしろ「だから何?」とでも言いたげな表情でした。

私は呆気にとられました。

何も知らない子どもの目には、偏見も同情もありません。

ただまっすぐに私を一人の人間として見ているだけで、何も変わらなかったのです。

わたしは今まで何におびえてうずくまっていたのだろうか、そう思いました。

 

このブログでは、てんかんの知識を身につけることを促しています。

しかし、皮肉にも幼い私を救ったのは、てんかんの専門家でもなく、中途半端な知識と偏見を持つ人でもなく、善意の大人でもなく、無垢な目をした全く無知な友人でした。

生きてく上で、てんかんに対する周囲の理解は重要なことです。

ですが、何よりも大切なのは、その人の人間性とまっすぐ向き合うことなのでしょうね。