ぷぷそふぃーはてんかん女

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てんかん発作や日常生活などから、気のむくままに

てんかんと就職活動 病気を伝えると不採用になるの?

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こんにちは。今回は、てんかん持ちの私の就職活動の話です。

 

就職氷河期と言われる中、就職活動をした日々。辛かったなあ…。

私が就活をしていた時期、てんかん患者の起こした大きな交通事故が話題となっていました。

てんかん患者の運転や雇用についても報道されることが多く、中には雇いたくないといった企業側の声もあり、不安の多い就職活動のスタートでした。

ハローワークなど様々な就職支援機関にお世話になりました。

支援員にてんかんであることを伝えると、彼らの勧めはたいてい次の二つでした。

一つは、てんかんを隠して就職すること。

もう一つは障害者枠で就職することです。

ちなみに、多くの支援職員に相談しましたが、初めからてんかんを公表した就活を推す人には出会ったことがありません。

障害者枠の雇用とは?

障害者雇用率制度により、企業は労働者の2パーセントにあたる障害者を雇う義務があります。この義務を満たさない企業からは、納付金が徴収されるのです。 

しかし、障害者枠で就職するためには、障害者手帳が必要です。

ところが、てんかんの場合、よほどの重度であったり合併症があったりでない限り、障害者手帳は受け取れません。

にもかかわらず、就職支援機関のの中には、「てんかん」を伝えると、「病院に行って手帳がもらえるか聞いてきて!」の一言で窓口から追い出されることもあります。

就職支援員は医療知識のある人でないので、仕方がないのかもしれません。

社会の理不尽を嘆いて途方に暮れるのは、まだまだ早いです!

くだらない社会のせいにして、足を止めて全て放棄するなんて、ばかげています。

てんかんを隠して就職すること

これには賛成も反対もしかねます。

隠して就職すると、ばれたときに解雇されないかという不安感、隠していることへの罪悪感を感じたり、発作の種類・程度によっては会社に迷惑をかける可能性もあるでしょう。

ほんの少しの配慮や工夫があるだけで、てんかんのない人と同じように働ける人が山のようにいるだろうと想像もつき、てんかんは隠すべきものだとは言い切れません。

ですが、実際はどうでしょう。

100人に1人という身近な病気であるにも関わらず、てんかんに対する知識を持つ人の少なさ。

さらに、同じてんかんといっても、種類・程度の幅広さ。

 企業はある仕事に対して適切な人材を探しています。

しかし、採用試験で「てんかん」と聞いただけでは、企業側には何一つ的確に伝わらず、判断がつかないことでしょう。てんかん発作の種類・仕事内容によっては危険があるのも事実ですから。

偏見がどうこうだけの話ではありません。

そもそも偏見で落とすような会社はこちらから願い下げですから、それはどうだって良いのです。

正確に伝えることの難しさが一番の問題だと思います。

私の就職

私は、何十社も採用試験を受けて落ちています。

面接時にてんかんを申告してみたり、隠し通してみたりもしました。

結果、てんかんを伝えても内定をいただけたところもありましたし、隠して不採用となったところもありました。

なかには、てんかんと聞いて顔色を変えた面接官もいました。

正直なところ、何が正解なのかはわかりません。

結局、今の会社にはてんかんを隠して就職しました。就職後しばらくして、上司にだけ申告したので、今は知られたうえで雇っていただけていますが。(この話はまたおいおい書きたいです。)

私のように、就職後に申告するというのも一つの手でしょうね。

まとめ

先ほども書いたように、結局のところ何が正解なのかはわかりません。

ただ、てんかんを持つ本人にとって重要なことは、

自分のてんかんに対する理解を深め、自分に何ができて何ができないのかを人に伝えられるようになることと、

体調管理を怠らず、薬の飲み忘れを防ぎ、自分の身を自分で守ること。

これらは何をするときにでも、基本なんだろうなーと思います。

あとは、あきらめないこと、ですかね。