ぷぷそふぃーはてんかん女

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てんかん発作や日常生活などから、気のむくままに

光刺激に過敏となるてんかん発作 症状と恐怖からの脱却

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以前自宅で起きた、光に過敏となった発作を紹介します。

 

頭がぐらっとし吐き気をもよおすほどの気分の悪さ、体が震え呼吸が乱れました。

物音や人の声が、耳から杭を入れて脳みそにねじ込まれるように感じました。

私を襲う発作はとどまることがなく、さらにひどくなっていきました。

自分の意思とは裏腹に、ビクビクと動く体。

もはや床に転がるしかできなくなりました。

こんな発作は初めてでした。

意識がはっきりしている分、恐怖が増します。

部屋の明かりを消してもらい、辺りは暗闇になりました。

家電の小さな光すらも、恐ろしいほど大きな刺激となって私に襲いかかりました。

心配してかけられる声、さらには傍らに人がいる気配が、私には凶器のように刺さります。

「静かにしてほしい」と伝えたいのに、舌がうまく回りません。

声が出せても、自分の声がまた凶器となりました。

なんとか動かせる指で筆談をし、自分の思いを伝えます。

音のない暗闇の中、徐々に体は楽になりました。

 しかし、普段のミオクロニー発作の場合、すぐに自分で移動して安静にするなどできたのですが、この時は違いました。〈ミオクロニー発作とは:てんかん発作はけいれんや意識喪失だけじゃない!ミオクロニー発作って何?症状・危険性・対策について - ぷぷそふぃーはてんかん女

光や音がすると、また発作がぶり返すのです。

楽になっては刺激に反応しぶり返すことを2、3度繰り返し、しかたなく私は冷たい床の上で、しばらく寝転がって過ごすことにしました。

体は動かないのに、頭は妙に冴えていました。

とても長く感じる時間でした。

暗闇の中、私は絶望していました。

(いつまで、このままなのだろうか。

これから一生、音のない闇の中で生きるのだろうか。

どうして私だけがこんな目に合わなければいけないのか。)

愚かにも、怖くて怖くてたまらない思いを抑えられません。

体に負担がかかるので、声を上げることもできず、ただただ闇の中で独り涙を流しました。

 

時間が経ち動けるようになり、電気を消したまま、支えられて自室に戻りました。

明日から光のある世界で生きられるかわからない恐怖を抱いて眠りました。

次の日は、頭痛と気分の悪さがあったものの、いつも通りの世界を迎えられました。

 

未熟な私にとって、てんかん発作は大きな恐怖を感じるものでもありました。

しかし、 治療や知識と経験の積み重ねのおかげで、今も発作がゼロではないにもかかわらず、その恐怖のうち多くは感じずとも良いものとなっています。

これからも私が積み重ねた経験から学んだことをお伝えしていきます。